事実。

何秒で走ったかなんてどうでもいい。

俺は今、何番目でもない。

走りたいから走ってる。

勝ってもいないし、負けてもいない。

自由だ。

これからもそうだ。

ただ今、この風が気持ち良すぎる。

夕日がきれいすぎて、

もう ずっと見てる。

夕日は俺を照らしてるけど、他のみんなも照らしてる。

嫌いな奴は一人も居ないみたいだ。

何かを言いたそうでもない。

また明日もあの山肌からノッコリ顔出すんだ。

誰も邪魔にしない。

誰にも嫌われない。

何も奪おうとしないし、ちょっとでも誰かを出し抜こうとしないから、

誰にも嫌われない。

本当に与えるだけの人は、誰にも嫌われないんだ。

誰にも背を向けることなく、みんな照らす。

みんなをアリにする。

「アレは無しだね。」なんて言わない。

「今日もみんなブッ飛んでたぜ。」って言いながら沈んでった。

泣けてくる。

 

何秒で走ったかなんてどうでもいい。

俺はただ、太陽になりたい。